葉山有樹
YUKI HAYAMA 陶芸家 著述家
葉山有樹は歴史より受けた物語を執筆する。
物語りを編み出す過程で脳裏に浮かぶ情景を作品へ変換している。
伝統に根ざした文様と現代の劇画等のモチーフを巧みに融合し、人間業とは思えない程の技術で磁器に綿密な絵付けを行うアーティストである。
葉山の描く文様には全て物語がある。
物語の多くは歴史に由来し、古代メソポタミア、エジプト、ギリシア、インド、中国、日本を舞台をしている。
それは陶磁器の伝播と重なり、強烈な具体性をもつ。
作品は豊かな物語性と、比類のない高度な絵付け技術を特徴とする。
現在は佐賀県武雄市に窯を構え制作を行う。